おとなの矯正治療

おとなの矯正治療

矯正治療の大切な目的

矯正治療の目的は?と聞かれると、大人の方では「歯並びを整えて見た目を良くすること」という答えがほとんどでしょう。

もちろん、見た目を良くすることも大きな目的のひとつですが、そのほかにも、正しい咬み合わせを作ることで虫歯や歯周病を予防したり、全身の健康状態を良好に導き、生涯のQOLを向上させることも矯正治療の大切な目的です。

歯並びのこんなお悩みはありませんか?

口元に自信がない
歯並びがでこぼこしている
歯が前に出ていて唇が閉じにくい
食べ物が咬みにくい
歯が重なっていて歯磨きがしにくい
発音・滑舌が悪い
咬み合わせが前後または左右にずれている
口元を人に見られるのが恥ずかしい etc.

歯並びのこんなお悩みはありませんか?

矯正治療により期待できる効果

審美的な効果

  • 口元や横顔が整い、見た目のコンプレックスが解消できる
  • 顔や口周りの筋肉がバランスよく使えることで表情が改善される

機能的な効果

  • 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病のリスクが減る
  • 発音・滑舌が良くなる
  • 口呼吸が改善され、虫歯や歯周病、口臭が改善される
  • 咬む力をすべての歯で分散できるようになり歯の寿命が延びる
  • 食べ物をよく咬んで美味しく味わうことができる
  • しっかり咬めることで消化も良くなり内臓への負担も軽減する
  • 認知症の予防につながる

心理的な効果

  • 心身のストレスが軽減し気持ちが前向きになる
  • 笑顔に自信が持てるようになる

Flow

  1. Step 01

    矯正相談(約60分)

    随時お受けしている矯正相談で、矯正治療に関する様々な疑問や不安を解消してください。
    ・どんな治療になるの?
    ・期間や費用は?
    ・歯を抜くこともある? etc.
    どんなご質問にも丁寧にお答えします。 

    矯正相談
  2. Step 02

    検査(約60分)

    矯正治療に必要な検査を受けます。
    ・口腔内診査
    ・写真撮影(口腔内及び顔貌)
    ・デジタルレントゲン、及びC T撮影
    ・歯型の採得
    ・カリエスリスク検査(わずかな唾液でお口の中の健康状態が一目でわかります) 等

    検査
    検査
  3. Step 03

    診断・治療計画立案(検査から約3週間後)

    検査データをもとに診断を行い治療計画を立案します。患者さまのご希望も踏まえて使用する装置を決定し、予想される治療期間、治療費、治療中の注意点について詳しくご説明をします。

    診断・治療計画立案
  4. Step 04

    治療開始

    少しずつ歯を動かす「動的治療」が始まります。不正咬合の程度や使用する装置にもよりますが、およそ1年半〜3年、調節のための通院は、4〜6週に1回程度です。

    治療開始
  5. Step 05

    保定

    きれいに並んだ歯の位置を安定させるための期間です。
    「リテーナー」という装置を使用します。
    リテーナーには、歯の裏側に細いワイヤーをつける固定式のフィックスドリテーナー、または可撤式のベッグタイプリテーナー、マウスピースがあります。

    保定期間はおよそ3年、3〜4か月に1回程度、装置のチェックと歯のクリーニングのために通院します。ご希望があればこの間にホワイトニングを行うこともできます。

    保定
  6. Step 06

    終了

治療方法

当院で行う治療方法は3種類あります。

どの装置でどのように進めるのが最も効率的で良い治療結果に結びつくかは、経験豊富な専門医による多角的な診断が不可欠です。当院では、お一人お一人の症状に対して最適な治療法を提案し、治療のゴールまで責任を持って診療にあたります。

表側からのワイヤー矯正治療(唇側矯正治療)
表側からのワイヤー矯正治療(唇側矯正治療)
裏側からのワイヤー矯正治療(舌側矯正治療)
裏側からのワイヤー矯正治療(舌側矯正治療)
マウスピース型矯正装置によるアライナー矯正治療
マウスピース型矯正装置によるアライナー矯正治療

FAQ

  • 歯を抜かなければなりませんか?

    矯正治療に伴う抜歯は患者さまにとって不安要素の一つでしょう。ケースによりますが「歯を抜かない」という選択肢が必ずしも良い結果をもたらすわけではありません。成長期にあるお子さまと違い、すでにあごの成長が止まっているおとなが、抜歯せずに狭いスペースに歯を無理に並べた場合、歯を支えるあごの骨が薄くなり歯周病などを起こした際、逆に歯を失う原因となることがあります。将来的なお口の健康を見据え、歯を抜くことのメリットの方が大きいと診断されることがあるのです。

    しかしながら、なるべく抜歯せずに良質な治療を提供したいという願いは矯正歯科医に共通する思いでしょう。

  • 治療期間をなるべく短くすることはできますか?

    治療期間は、年齢や症状、歯の動くスピードに個人差もあることから、平均より早く終わる方も逆に長くかかってしまう方もいらっしゃいます。ただ、どの患者さまにも共通して治療期間が長くならないように心がけていただきたいことがいくつかあります。

    • 途中で虫歯を作らないようしっかり歯磨きをしましょう。虫歯や歯肉炎の治療はその分タイムロスとなります。
    • 装置が外れたり破損してしまったりした場合、その間適切に歯を動かすことができませんので、ご連絡の上お早めに来院をお願いします。当院では急患対応は無料です。
    • 患者さまご自身にやって頂かなければいけない、装置に小さな輪ゴムを取り付ける「ゴムかけ」や取り外しのきく装置については、医師の指示に従い正しく装着しましょう。
    • 舌で歯を押してしまう「舌突出癖」がある方は、歯の動きを妨げたり、きれいになった歯並びを後戻りさせてしまうことがあります。日常で正しい舌の位置を意識して、指導を受けた舌のトレーニングなどで改善を目指しましょう。
    • 治療日のキャンセルが多いと必要な治療回数をこなす事ができず、期間がどうしても長くなります。
    • 喫煙者は歯の動きが遅い傾向にあります。
  • 神経のない歯や差し歯、抜歯して歯のない所があるのですが矯正できますか?

    歯を動かしていくのに重要な役割を果たすのは、歯根膜という歯の根とその周りの歯を支えている骨をつなぐ組織です。これらがしっかりとしていれば矯正治療はできますので、神経のない歯や差し歯が治療の障害になることはありません。抜歯などで歯のない部位がある方も、矯正に必要な歯が残っていれば治療は可能です。

    ただし、歯を抜いてから時間が経っている場合や欠損歯の数や部位によっては、一般的な矯正治療に比較して治療目標が制限されたり、時間がかかったりする場合もあります。

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丁寧にヒアリングさせていただきます。お気軽にご相談ください。